ヒカルの“最愛”。その人の想いを尋ねようと訪れた教会で、是光とヒカルは清楚な女性に出会う。空という名の彼女は“天使の子”を身ごもっているという…。「どうしよう。きっと僕の子だ」「って、何だとぉ―っ!?」空と子供を守ろうと奔走する是光だったが、学園に誤報が飛び交い、あらぬ疑いをかけられて…!?ヒカルの子供の存在に動揺する葵、蠢動する一朱。様様な想いが交錯する中で、隠された真実が明らかになる―。大人気学園ロマンス、第7巻。
野村美月
福島出身。『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回えんため大賞小説部門最優秀賞を受賞