书籍 仮面幻双曲的封面

仮面幻双曲

大山誠一郎

出版社

小学館

出版时间

2023-06-05

ISBN

9784094072631

评分

★★★★★
书籍介绍

この町の誰が”顔を変えた殺人者”なのか?

時は、戦後間もない昭和22年。東京で亡き父の事務所を継いだ私立探偵の川宮兄妹は、依頼を受けて滋賀県の双竜町に赴く。

依頼主は、地元随一の製糸会社を営む占部家の先代社長夫人。専務の武彦が双子の兄である現社長の文彦に恨みを抱き、殺害を目論んでいるのだという。武彦は女子工員の小夜子に恋をしていたが、彼女は町中に中傷の手紙がばらまかれたことを苦に自殺。兄の仕業だと思い込んだ武彦は姿をくらまし、整形手術を受けて顔を変え、別人になりすまして双竜町に戻っている。

「なぜ顔を変えたかわかるか? お前の近くにいる」

川宮兄妹の使命は、武彦を探し出し、文彦の命を守ること。

しかし、琵琶湖のほとりに建つ巨大な洋館に招かれ、寝ずの番にあたった矢先、文彦は惨殺されてしまうーー

果たして誰が”武彦”なのか。

本格ミステリの名手による傑作が、待望の文庫化!

大山 誠一郎 (オオヤマ セイイチロウ)

1971年埼玉県生まれ。京都大学在学中は推理小説研究会に所属。2002年犯人当てミステリー『彼女がペイシェンスを殺すはずがない』を発表し、話題になる。2004年『アルファベット・パズラーズ』(東京創元社)を上梓し、本格的に作家としてデビュー。翻訳も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

用户评论
大山的推理真是好看。一个人到底有几面?
大山老师目前的唯一长篇改稿作。双胞胎中的弟弟为了向哥哥复仇,疑似找医生做了整容手术并杀害了医生使得无人知晓他的新面孔……作者保留了在短篇中的扎实本格功底,就双胞胎这一经典元素进行展开,结合惯例的不在场证明以及各种误导,使得读者对于事件虽然能做出一些猜想,但很难捕捉到全貌。当然,无聊的家访环节确实水了一定字数,如果能改为中篇的话肯定属于杰作
我的评价: 还行 2023.49 诡计有点老,还在能接受的范围内。阅读过程中能明显感觉到这是一部由短篇扩充成的长篇,前50%内容除了案件发生意外就是警察/侦探对几个相关人员询问同样的问题,而且所有人的回答也都一样的,差点弃坑。后半本也谈不上多精彩,整体还过得去吧
参考文献也太真实了.jpg 全书最震惊的部分是阿津川辰海的解说提到当年「诡计×逻辑」的作家阵容,当初玩的时候还是个只认识畅销君的小屁孩,现在回过头看原来早就和这群人打过照面了。
《假面幻双曲》总评7分,它展现了古早的本格推理风格,带有浓厚的昭和时期氛围。作品的伏线和误导处理得不错,这是大山作为一位基本功选手的优势所在。阅读这本书的背景让人误以为它至少是四十年前的作品。 大山在《假面幻双曲》中依然采用了新瓶装旧酒和红鲱鱼误导的手法,以不在场证明诡计来叠加各种谜题,这是他惯用的组合拳。然而,相比山泽靖雄的《虚拟阴谋》和鲇川哲也的《黑色皮箱》,大山的表现明显逊色一些。尽管如此,这本书总共有10万字左右的篇幅,其中约有四万字是来回推进的水案情节。相对于平时的大山作品,我估计他可以在3-4万字的篇幅内完成这个故事。或许为了追求长篇的篇幅,这完全暴露了他在谋篇布局方面的弊端。 综合来看,本作有着古早的氛围和扎实的伏笔和误导。尽管在故事整体布局有些瑕疵,还是值得一看。