竹内 洋
出版社
中央公論新社
出版时间
2003-07-25
ISBN
9784121017048
评分
一九七〇年前後まで、教養主義はキャンパスの規範文化であった。それは、そのまま社会人になったあとまで、常識としてゆきわたっていた。人格形成や社会改良のための読書による教養主義は、なぜ学生たちを魅了したのだろうか。本書は、大正時代の旧制高校を発祥地として、その後の半世紀間、日本の大学に君臨した教養主義と教養主義者の輝ける実態と、その後の没落過程に光を当てる試みである。
竹内洋(たけうち よう)
1942(昭和17年)出生新潟县,京都大学教育学毕业,关西大学社会学部教授,京都大学教育学部教授。