书籍 熱源的封面

熱源

川越宗一

出版社

文藝春秋

出版时间

2019-08-27

ISBN

9784163910413

评分

★★★★★
书籍介绍

樺太(サハリン)で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフ。開拓使たちに故郷を奪われ、集団移住を強いられたのち、天然痘やコレラの流行で妻や多くの友人たちを亡くした彼は、やがて山辺安之助と名前を変え、ふたたび樺太に戻ることを志す。

一方、ブロニスワフ・ピウスツキは、リトアニアに生まれた。ロシアの強烈な同化政策により母語であるポーランド語を話すことも許されなかった彼は、皇帝の暗殺計画に巻き込まれ、苦役囚として樺太に送られる。

日本人にされそうになったアイヌと、ロシア人にされそうになったポーランド人。

文明を押し付けられ、それによってアイデンティティを揺るがされた経験を持つ二人が、樺太で出会い、自らが守り継ぎたいものの正体に辿り着く。

樺太の厳しい風土やアイヌの風俗が鮮やかに描き出され、

国家や民族、思想を超え、人と人が共に生きる姿が示される。

金田一京助がその半生を「あいぬ物語」としてまとめた山辺安之助の生涯を軸に描かれた、

読者の心に「熱」を残さずにはおかない書き下ろし歴史大作。

川越宗一

1978年生於大阪府,現住京都府。龍谷大學文學部史學科中輟。2018年以《天地に燦たり》榮獲第25屆松本清張賞,出道成為作家。短篇小說《海神の子》(刊登於《オール讀物》12月號)獲日本文藝家協會收錄於《時代小說The Best 2019》(集英社文庫)。2019年8月出版的《熱源》獲得第10屆山田風太郎賞入圍作、第9屆書店選出的時代小說大賞、第162屆直木賞。

用户评论
小说展现了萨哈林茫茫雪原中鲜活的生命和热血,在日俄夹缝中寻找自我生存的艾伊奴人,流放到西伯利亚的波兰裔俄国人,弱小又顽强的他们在历史的大潮中涤荡沉浮,究竟要经历多少次离别与重逢,才能透过民族与国家的纷争,体悟生的意义,重新回到那个永远都无法回去的故乡。给人带来的超过了简单的震撼和感动,是一部特别能够感受到语言力量的小说。
1.22-2.21整整用时一个月。今年的直木奖,超出“好看”“精彩”的范畴,说是“史诗级别”可能也有点过,但就是能让人在众多“习以为常”的麻木中忽觉一阵钝痛,跨越古今地反观这个世界的众多不合理。“热源”是人在绝境中活下去的本能,是让我们保持心脏跳动的原动力。所谓文明,不是那些自称“文明人”为满足一己私欲而强取豪夺、扩张征服的虚伪外壳,而是对彼此心中“热源”的理解与尊重。
那里没有该被统治的人民,那里有的只是“人”! 没想到民俗小说也可以这么精彩。
本来很期待阅读的,但是读完之后……也不是失望,但也许我期待的是更随心所欲的,更强烈的「热」书里最喜欢的三段文字「あなたたちにこの凍てつく島で生きる熱を与えたものが何かを知りたくて、ここへ来た」「人によって生じ、遺され、継がれていく。それが熱だ。」「強いも弱いも、優れるも劣るもない。生まれたから、生きていくのだ。」