书籍介绍
古本市へ出かけて、見つけさえすれば古い少女雑誌を買ってきた。
「少女画報」「少女倶楽部」「少女世界」のページをめくると、懐かしい「少女」のイメージが立ちのぼった。
ギャルとかマドモアゼルと呼ばれる現代の女の子とは全くべつの、少女たちが、そこにいたのだ。
私は、そうした少女たちが好きだった。
だが、彼女たちはもう、どこにも存在しないのだ。
あの繊細で叙情的で、そこはかとないエロチシズムをたたえた少女たちは、一体どこへ行ってしまったのであろうか?感応せよ!触れるもの全てを詩に変えた天才・寺山修司の多面的世界。
わたしが娼婦になったなら―曲馬団エレジー
ヒロイン登場―みどりの黒髪断ちきって
ぼくが映画少年だったころ―まぼろしの少年少女をさがして
開幕のベルが鳴る―暗闇のおたのしみ
恋人たちの囁き―思い出のキネマ名画館
言葉の宝石をさがして―キネマのなかの名セリフ
少女コレクション―ぼくの愛した女たち